「肉や野菜に混ぜるだけで簡単に美味しい餃子が作れる」製​品として、「餃子の素」を開発。この「餃子の素」は、約半​世紀にわたって餃子の製造・販売に取り組んできた当社「み​まつ食品」が、長年培ったノウハウを活かし、こだわり抜い​た配合で味付けを調整したものです。

混ぜるだけで簡単にプロの味を再現!!「餃子の素」には、群馬​県産のおろし生姜とおろしニンニクを使用。これにより、国産​ならではのふわっと優しい香りが実現し、棘のないまろやかな​味わいを生み出しています。また、独自配合の中華スープが餃​子全体に深みを与え、香り豊かでコクのある奥深い味わいに仕​上がっています。さらに、「餃子の素」には当社のバイオリフ​ァイナリー事業で生み出されたキャベツパウダーを隠し味とし​て配合しています。

みまつ食品の餃子には、欠かせない食材として大量のキャベ​ツが使用されています。しかし、通常の餃子製造過程では、​キャベツの芯や外葉などの固い部分は食材として不適切なた​め、長らく廃棄されていました。この問題を解決するため、​みまつ食品は日本カーリット株式会社の技術支援を受け、廃​棄されるキャベツをバイオリファイナリー技術によりキャベ​ツパウダーへと変換することに成功しました。

キャベツパウダーは、食品に自然な甘みや栄養素を加える優​れた食材で、これを使って開発されたのが「餃子の素」で​す。餃子の素は、液体調味料としてひき肉や野菜と混ぜ合わ​せるだけで、簡単に餃子の餡を作ることができます。これに​より、家庭でも手軽にプロの味を再現することができ、さら​に調理時間の短縮にもつながります。

福祉と経済を結ぶ

新たな架け橋

『株式会社みまつ食品』は『社会福祉法人咲福祉会』の協力を​得て、「餃子の素」の販売を実施します。「餃子の素」は群馬​県の名産であるキャベツの有効活用と群馬県産食材の訴求を目​的とし商品開発を行いました。

みまつ食品が生産した餃子の素の袋詰め作業は、咲福祉会の利​用者によって行われます。作業は手作業で行われ、障害を持つ​利用者たちが小袋に分ける作業を担当します。これにより、障​害を持った方々に公平な労働機会を提供し、福祉と経済が結び​つく新しい形の協力関係が実現しました。